News

ニュース

  • 調査リリース
  • 2020.03.09

保育資格を活かして働かない・悩んでいる理由の8割が「給与の低さ」。4人に1人が面接予定・面接済み園「1園」と、いまだ単願文化が根強い傾向に ~保育学生の就職活動前線を調査~

累計17万人以上が登録する保育士・幼稚園教諭向け転職支援事業「保育士バンク!」を運営する株式会社ネクストビートは、保育学生の就職活動の動向に関するアンケート調査を実施いたしました。この度、「保育士バンク!」及び「保育士就活バンク!」を利用する保育学生117名から回答を頂き、結果をまとめました。

【調査サマリー】

・約7割が卒業後「保育士資格を活かして働きたい」と回答した一方で、約2割が「悩んでいる」と回答。
・保育士資格を活かして働かない・悩んでいる理由は「給料が低い」が80.8%で首位。
・保育士として働く際に重視することについて、「人間関係」が72.9%でトップ。次いで、「給料」が66.4%、「保育方針」が42.1%。
・就職活動の際に見学予定・見学した園数は「4~5園」が42.5%で最も多く、「1園」が1.9%で最も少なかった。 一方で、面接予定・面接した園数では「2~3園」が56.9%で最も多く、次いで「1園」が26.6%。保育学生の就職活動において、面接に関しては「単願文化」の傾向が根強いことがわかる。

 

Q:卒業後、保育士資格を活かして働きたいですか?

約7割が卒業後「保育士資格を活かして働きたい」と回答した一方で、約2割が「悩んでいる」と回答。

 

Q:「いいえ」、「悩んでいる」と答えた方にお聞きします。その理由について当てはまるものを教えてください。(複数回答可)

保育士資格を活かして働かない・悩んでいる理由は「給料が低い」が80.8%で首位。

 

Q:保育士として働くにあたり(働き始めるにあたり)重視することを3つまでお答えください。

保育士として働く際に重視することについて、「人間関係」が72.9%でトップ。 次いで、「給料」が66.4%、「保育方針」が42.1%。

 

Q:就職活動の際、何園見学したいと考えていますか?もしくは、何園見学しましたか?

就職活動の際に見学予定・見学した園数は「4~5園」が42.5%で最も多く、「1園」が1.9%で最も少なかった。

 

Q:就職活動の際、何園面接を受けたいと考えていますか?もしくは、何園面接を受けましたか?

面接予定・面接した園数では「2~3園」が56.9%で最も多く、次いで「1園」が26.6%。保育学生の就職活動において、面接に関しては「単願文化」の傾向が根強いことがわかる。

 

Q:就職活動に対して不安なこと、わからないことや、就職活動をしてみて困ったエピソードがあれば教えてください。

回答一部抜粋:
「どのように園を探して見学に行けば良いのか。また、見学に行ったときに何を聞けばいいのかわからない。」(福岡県、女性、保育学生、2021年3月卒業予定)
「自分に合った園が見つかるか不安。」(大阪府、女性、保育学生、2021年3月卒業予定)
「Uターンなので、地元の情報を入手しにくい。」(東京都、女性、保育学生、2021年3月卒業予定)
「何園見学をしたらいいのか。就職活動の際、1つの園しか面接できず、受からなかったら次といった流れだと聞いたことがあるので。」(福岡県、女性、保育学生、2022年3月卒業予定)

 

【調査総括】

今回の調査で、保育士資格を活かして働きたいと考えていない、もしくは悩んでいる保育学生に対してその理由を聞いたところ、最も回答が多かったのは「給料が低いから(80.8%)」でした。続く「実習を通じて向いていないと感じた(53.8%)」とは大きな差があり、保育学生にとって、保育士資格を取得予定であっても保育士を選択しない理由には、給料に関する不安やマイナスイメージがあることがわかります。政府からの助成金や自治体独自の制度の充実などから改善傾向にあるものの、「保育士=低賃金」というマイナスイメージの払拭までには至っていないようです。また、保育士として働く、あるいは働き始めるにあたり重視することについては、「人間関係」が1位で最も高く、次いで「給料」が2位(66.4%)でした。見学(予定)園数・面接(予定)園数の差については、2017年に当社で中途保育士を対象に実施した調査では、「就職活動の時、複数の園に同時に応募をしましたか?」という設問に対して74.8%の方が「していない」と回答しており、本調査結果と比較すると改善傾向にはあるものの、保育業界特有の「単願文化」の傾向が依然として残っていることが見受けられます。さらに、前回の調査では「新卒で入った保育園に現在でも勤めていますか?」という設問に、77.3%の方が「いいえ」と回答。単願応募で就職活動時に情報を多く集められていないことによりミスマッチが生じ、離職に繋がってしまう可能性も考えられます。保育学生の就職活動において、求人票の情報収集だけではなく、幅広く現場の声や園の保育観などの情報を収集することが重要です。

参照:保育学生の就職活動に関して緊急アンケート!特徴は「単願応募」(2017/10/18)
https://www.nextbeat.co.jp/news/40

 

「保育士バンク!」、「保育士就活バンク!」では、保育学生の方が給料等の不安が無く職業選択を行えるよう、リアルタイムで正しい情報提供を行ってまいります。また、保育士に特化した求人情報サイトとして、多くの求人情報を活用し、個々のマッチングを重視した適切な就業先のご提案をしてまいります。

 

【調査概要】
調査対象:「保育士バンク!」及び「保育士就活バンク!」に会員登録をしている保育学生
調査期間:2020年2月12日~2020年2月26日
調査方法:インターネット調査
有効回答数:保育学生 117名

【保育士バンク!】
https://www.hoikushibank.com/

【保育士就活バンク!】
https://hoikushi-syusyoku.com/

※「ネクストビート」、「保育士バンク」、「保育士就活バンク」の名称とロゴは、株式会社ネクストビートの商標または登録商標です。

以上