Technology Division・Development/プリンシパル
川井 淳矢
自社サービスを育てながらスキルアップしていける環境を選んで、徳島から上京しました。
学生時代は地元でICTを活用した防災教育を研究していて、卒業後もエンジニアとして社会に貢献したいと考えていました。前職は研究室と縁があったシステム開発会社です。受託型で、飲食店の顧客情報の統計分析や工場の稼働状況を監視するシステムの開発を請け負いました。色々なことを学べるのは楽しかったのですが、お客様の依頼以上の機能を実装することは良くないとされる面もあります。エンジニアとして、自分が作りたいものを突き詰められる環境の方が自身の成長につながるのではないかと感じていました。また、開発したサービスが社会に出るのを自分の目で直に見ることはありません。仕事に対する理想とのギャップや物足りなさを感じるようになり、「サービスを作りながら社会に対する自分の影響を実感したい」と転職に踏み切りました。
「自社サービスを開発できて、エンジニアの力がある会社」となると地方ではなかなか巡り合えません。IT企業や技術者コミュニティーの数が断トツに多い東京で、様々なバックグラウンドを持つエンジニアが集まる環境から再出発すれば、技術者としての自分を大きく変えることができる。それが東京に絞った理由です。ネクストビートの面接は技術の本質を問われる質問が多いのが印象的でした。面接していただいたCTOの衣笠さんについて調べてみると、Yahoo!やGREEで活躍していたすごい人。社会貢献性の高いサービスを開発していることも決め手の一つになりました。
子育て情報メディア「KIDSNA」のバックエンド、フロントエンドの開発を担当しています。意見・要望についてチーム内で話し合い、改修を行ったり、APIをゼロから開発したり。編集ツールを新しくして、記事の装飾のバリエーションを増やしました。編集者やライターさんが表現したい形で記事を載せられるように新機能を実装しています。デザイナーさんとのコミュニケーションも密に取っていますね。プログラミング言語のScalaやアプリケーションフレームワークのAngularなどは初挑戦の開発環境でした。
2018年度下期はアプリの開発に注力していて、自分はアンドロイド用アプリの開発を担当しています。キズナメディアはiOSが先行して、アンドロイドが遅れて実装となるのですが、今はその差を1週間程度に縮めました。ユーザーはどちらもいるので差が生まれないようにスピードと品質の両立を意識しています。また、一部の業務はオフショア開発でベトナムのラボに委託しているので、そのタスク管理や仕上がったシステムのレビュー、品質のテストも私の仕事になります。いちエンジニアとして尖っていきたいというより、マネジメントもできるエンジニアを目指しています。
色んな職種が集まって一つのサービスを育てているのが楽しいですね。前職は受託したシステムをリリースすれば仕事は完結しましたが、今は営業さんが開拓して、コンテンツを編集の方が作っている。だからシステムの技術的な面だけではなく、どうやったら売れるのか、どう展開していくかを意識するようになりました。一緒になってメディアを磨いています。こういう環境が好きです。
KIDSNAは今までは記事を配信して読んでもらうだけでしたが、SNSのようなコミュニティーとして機能するようなプロダクトに変え、コメント機能やユーザー同士がお互いにフォローできるようにしました。自分が作った機能が活用されていると嬉しいですし、ユーザーのリアクションを見ながら進化させていけるのがモチベーションです。
「雑草魂」です。
日々業務をこなす上で、大小様々な負荷がかかりますが、その負荷をいかに受け止め、コントロールし、乗り越えていくかが重要だと思っています。自分の性格上、負荷が大きい環境の方がモチベーションが上がりますし、成長に繋がると実感しています。雑草のように、どんな環境でも強く生き抜くことができるタフなマインドを持ち、社会へ新たな価値を提供できるエンジニアに成長していきたいです。
☆川井さんを紹介したネクストビートの開発者ブログはこちら
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